カラーセラピストは「自らの色を抑える」色のプロでありたい

前回と前々回のブログでは、カラーセラピストが正しくカラーセラピーを行うにあたって気をつけたいことを取り上げました。

◉ セラピストの過度な化粧やネイルなどは直感で選ぶ上で妨げになる
明かりやファッション、インテリアなどを上手に使ってツールを引き立たせる

このようなことを綴りながらつくづく思うこととして、カラーセラピストは色そのものや色彩言語(色が持つメッセージ)の専門家であるからこそ、自らの色を抑えるプロであってほしいいうことが挙げられます。

確かに、カラーセラピストになるまでには様々な学びがあります。色への興味の高まりから、様々な色を使ったり、その色のメッセージを取り込んだりしたいと考える気持ちも分からなくはないです。

しかし、いざカラーセラピーのセッションを行おうとして、その場所にあれこれ色を持ち込み過ぎては、お客様はその色に圧倒されるだけでなく、時に集中出来なくなったり、迷いが生じたりすることもあるのです。

セラピストがそのことを棚に上げて「何で正しく選ばないのか?」とか「言われた通りにしない客が悪い」などと言ってしまうと、当然そのセッションは崩壊してしまいますよね。

かく言う私も失敗が無かった訳ではありません。あるイベントでカラーセラピーのセッションを行っていた際、多くの方が茶色のツールを選びました。冷静に考えて理由が分かりました。私の茶色い髪に釣られていたのです。

その後すぐに髪を黒染めにし、暫く経って同じ会場で行なったイベントでは、茶色ばかりが選ばれることはありませんでした。やはり、セラピスト側の配慮が大切なのだと実感しました。

カラーセラピーをするにあたって、ツール以外の色を完全に無くすことは不可能です。しかし、必要以上の色を持ち込まないことは出来るかと思います。それを実践するのはお客様ではありません。カラーセラピストなのです。

色を知っているからこそ、自らの色を抑える。それがカラーセラピストに求められるスキルのひとつだと考えています。出来るところから始めるべきでしょう。