「新しい青はじめます」夢色のクレヨンが届けるもの 

2017年5月の話ですが、イギリスの朝刊紙『デイリー・テレグラフ』の電子版『テレグラフ』が、アメリカのオレゴン州立大学で「鮮やかで新しい青」が誕生したと報じました。

更に、大手クレヨンメーカーのクレヨラが、クレヨンとして販売することになったことも合わせて報じました。この話題は、日本ではYahoo! JAPANなどで報じられました。

「新しい青」200年ぶりに発見、クレヨンとして年内発売へ 

スクリーンショットで見ても、非常に鮮やかな色であることが伝わります。コバルトブルーやラピスラズリに近い気もしますが、それらよりも明るい印象を受けます。

この青色の名前ですが、今のところは生成に成功させたサブラマニアン教授が名付けた「YInMnブルー」となっています。イットリウム(Y)、インジウム(In)、マンガン(Mn)の元素記号を組み合わせたものだそうです。

しかし、どう読めば良いのでしょうか…「イインマンブルー」でしょうかね?

そんなこともあってでしょうか、クレヨラ社では子どもたちを対象にして、この新しい青色に名前を募集しています。教授も快諾されたのでしょう。この企画は本当に夢のあるものだと思います。

募集は既に終了し、9月に新しい名前が発表されます。どんな名前になるかが楽しみです。

さて、今回の色が出来上がったことを受け、サブラマニアン教授は「ブルーはオープンな空間、自由、直感力、想像力、表現力、インスピレーション、感受性を連想させる色だ」と話しています。

これは確かに、青が持つ色彩言語(色のメッセージ)と一致します。視覚的にもですが、心にも響く色と言えるでしょう。「落ち着きを取り戻して、ふと立ち止まってみてはどう?」と呼びかけるようです。

ひと口に「青」と言っても、スカイブルー(水色)のような淡いものから、ネイビーブルー(紺色)のような深いものまで多数あります。その中に新たに加わった青色は、また新たな立ち位置を築いていくのでしょう。

年内に発売されるとあるクレヨン。それを使って何を描きたいですか? 海ですか? 空ですか? 嬉しい想いですか? 悲しい想いですか? 夢色のクレヨンは多くの世界を見せてくれるのかも知れませんね。