色彩心理で快眠を手に入れよう 〜前編〜

人生のうち、3分の1もの時間を使うであろう「睡眠」。しかし、ここのところ「睡眠負債」なる言葉も出てくるほど、十分な睡眠を得られていない方が多いのが現状です。恥ずかしながら、私もその1人です。

「睡眠」というものは、目を閉じて心身共に眠りに入っている時だけを指す訳ではなく、その前後の段階も大事だと言われています。中々寝付けなかったり、目覚めに不快感があったりすると、快眠からほど遠くなってしまいます。

世の中には、十分な睡眠、つまり「快眠」を得るための様々な方法が提唱されています。そこで、流穏の部屋でも取り扱っている「カラーセラピー(色彩心理)」を元に、快眠につながる色と、そうでない色を考えてまいります。

今回は「快眠につながる色」を紹介いたします。

最も快眠に適している色は「青(ブルー)」と言われています。リラックスにつながる副交感神経を優位にする青には、心を鎮め、心拍数を下げる作用があります。空や海などを見て心が落ち着いた経験をお持ちの方も多いと思います。

この色のカーテンを活用すると、部屋全体が落ち着く空間となるでしょう。布団カバーに活用すれば、海やプールにゆったり浮かんでいるかのような感覚にもなるかも知れません。

温度が低く感じられる色であるため、夏場には快適なのですが、冬になると寒々しい印象になるところが難点となるでしょうか。

次に「緑(グリーン)」も快眠に良いと言われています。森林浴のイメージもあるかも知れませんね。緑には「平和」や「中立」といった意味があり、心身のバランスを取る色とも言えます。

カーテンや布団カバーに緑を使うのも良いですが、観葉植物を置くことも、緑の力を得るのには有効と言えます。観葉植物を愛でることも、心の平穏につながるでしょう。

尚、「冬に青は寒々しい」とお考えの方は、ターコイズブルーやターコイズグリーンのような青と緑が合わさった色を使うのも有効でしょう。青も緑も快眠につながる色と言われますので、良いとこ取りも出来そうですね。

意外に思われる方もあると思いますが、「黄色(イエロー)」も快眠につながる色と言われています。睡眠ホルモンの分泌を促し、目覚めの元気も得られそうな色ですね。

原色で用いると刺激になりやすいので、淡い色調を用いると良いでしょう。また、「橙色(オレンジ)」も快眠に向いていると言われているので、その色に寄った黄色を使ってみるのも良いかも知れませんね。

少し話がずれますが、寝室の明かりは「電球色」が良いとされています。電球色は、黄色や橙色に寄った光です。そのことを考えても、黄色が快眠につながることに納得出来そうですよね。

以上のような色が、快眠につながる色ではないかと考えられます。特に青については、実際の調査や実験などでも、最も快眠が得られる色であることが明らかになっています。

実は私はこれまで、これらの色を寝室に殆ど使っていませんでしたね。青いカーテンを使っていた時期もありましたが、柄の色数が多く、余り落ち着かないものでした。「それじゃダメじゃん」と言われてしまいそうです。

次回は、実際に私がこれまで使っていた色が何かを綴ると同時に、快眠につながらない色について、まとめてまいります。