その「イライラ」を色で表すとしたら?

人は誰しも好き好んで怒っていたいということは無いでしょうし、出来ることなら穏やかな気持ちで物事に向き合いたいと思うものです。しかし、思うように行かなかったり、嫌なことが積み重なったりすると、どうしてもイライラが募って怒りがちになります。

先日、Eテレの子ども向け工作番組『ノージーのひらめき工房』で「イライラであそうぼう」という回が放送されました。イライラが募って工作どころでないと思われたのが、それを逆手に取れば工作が成立するという内容でした。

今回はその中で登場した「色」についてご紹介いたします。

主人公の「ノージー」や、その友達の「シナプー」にイライラが溜まっていた時、工作でよく使われた色は「赤」「ピンク」「紫」「黒」といったものでした。暖色や重めの色、暗めの色が多く使われていました。

ぐしゃぐしゃに丸めた紙をスタンプにして、絵の具を紙に叩きつける際には、上記の4色を使っていました。私も同じ色で無造作に線をぐしゃぐしゃと描いて見ましたが、なるほど、確かにイライラが見ている側にも伝わります。


イライラが収まり、シナプーと仲直りしたノージーは、一転して気持ちが穏やかになり、同じスタンプでも使う色や叩き方が変わっていました。使った色は「黄色」や「緑」。それらが混ざった「黄緑色」も登場しました。「青」も若干見られましたので、寒色や中間色で明るめの色が揃っています。

ノージーは、出来るだけ紙に色の隙間が出来ないようにと細かくスタンプを叩き、スタンプの面も広く使っていました。私も先ほどと対比させるために線を太めにぐしゃぐしゃと描いてみたのですが、色の系統が近いのもあって、イライラやギスギスは伝わりません。もっと丁寧に描けば、より気持ちも落ち着くでしょう。

実際に画材を手に取って何かを作ってみるのも良いですが、身の回りにある色を使って心を鎮めることも出来ると思います。広範囲に使われた色というのは、見ていて影響されることも多いでしょう。今回登場した色は一般的なイライラと落ち着きを表す色でもあります。

勿論、その人の好みの色があるので、そこに逆らいすぎるのは余計にイライラすると思いますが、上手く取り入れられるというのであれば、参考にして見るのも良いと思います。