基本の色を混ぜると色彩言語の幅が広がるという考え方

偶然だと思いますが、Eテレの子ども番組で「色を混ぜる」というテーマのコーナーや曲が間を空けることなく続いていました。

まず『ノージーのひらめき工房』では、様々な色を混ぜて様々なものを彩っていく映像と共に『ミックスマックス』という曲が流れていました。

それから程なく放送された『えいごであそぼ』では、クイズを通じて、ある色が何を混ぜて作られているか、また、複数の色を混ぜるとどんな色になるのかを絵の具を使って試していくコーナーが放送されました。

実は、色彩言語(色の言葉)をつかんでいく際に「色を混ぜる(色を足す)」という考え方が役に立つのです。

カラーセラピーを行う中で「何色も意味を覚えるのは大変では?」という質問も多く聞かれますが、この発想で効率化を図ることも出来るのです。

「色を混ぜる」という中で基本となるのが次の3色です。

  • 黄色

ここに次の2色を加えても良いかも知れません。

基本となる色の意味が分かると、混ぜた色の意味が掴みやすくなるでしょう。

上の写真は大枠で言うと「緑色」です。「黄色」と「青」を混ぜて作られます。つまり「黄色の要素」と「青の要素」を併せ持った色と考えることが出来るのです。

例えば「黄色には●●という意味があり、青には■■という意味があります。緑色はこの2色の意味を併せ持っていますが、どちらの意味が心に響きますか?」という聞き方も出来るのです。

先の写真では黄緑色のようですので「黄色を多めに青を合わせた緑色なので、黄色の要素が強いように思います。黄色には●●という意味がありますが、いかがお感じでしょうか?」という問いかけも良いでしょう。

赤に黄色を足した橙色(オレンジ)、赤に青を足した紫…と考えると、緑色と同じ考え方を当てはめることが出来るでしょう。どちらの色が多く含まれるかに気づくと、さらに深く展開出来るかも知れません。

白や黒も基本となる色と言えるでしょう。例えば「ピンク色」は赤に白を足して作られます。赤と白の意味を知っていると、そこから話が広がることでしょう。

同様に、青に黒を少しずつ足せば「紺色」になってきます。ここまでの考え方同様、青と黒の意味から話を進めることも出来ますよね。このように「色を混ぜる」という考え方が色の意味を導きやすくするのです。

カラーセラピーや色彩言語を学ぶ中で「全部を覚えようとする必要は無い」と言われることがあります。その理由の1つが、今回取り上げたことにつながります。

ただ、逆を言えば「基本となる色の意味はある程度知っておくべきだ」ということになります。基本の色からの発展や展開は幅広いものとも言えるでしょう。